
新しい出品企画の検討段階で、受注情報の取り込みと台帳運用を見直す必要があった。データの入口が複数ある点と、運用負荷を下げたい点が前提。
検討できた選択肢は、手作業のスプレッドシート運用、既存SaaSの採用、自前での自動連携の三つ。手作業は即時対応できるが人為ミスと遅延が懸念だった。SaaSは設定簡便だが柔軟性と料金体系が引っかかった。自前構築は制御性が高いが初期コストと保守負荷が増えるリスクがある。
設計で悩んだ点
判断基準は明確にした。API提供の有無、データ項目の安定性、エラー時の復旧手順、運用工数見積もりを比較した。感覚ではなく、接続先の仕様書と想定ケースでのフェイルパターンを洗い出したことが決め手となった。
最終的に、まずは最小限の自動連携とCSVバックアップを組み合わせる案を優先した。理由は、導線ごとのデータ欠損を早期に検知でき、段階的に自動化範囲を広げられる点。現場ではログの粒度とタグ付けルールが効くと感じているが、想定外の例外処理は残る。
AIを用いると、タグ付けや重複検出の精度は上げやすい。だが学習データの偏りは常に気にする必要がある。実運用での観察を重ねる余地を残した選択だった。
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