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GBP投稿テンプレート集|集客・採用・イベント・季節で作り分ける書き方とNG例

GBP投稿が続かない原因は、ネタ切れではありません。毎回ゼロから「何を知らせるか」を考えているからです。

型を分ける基準は「何をしてほしいか」。集客・採用・イベント・季節の4つで、見出し・本文・CTA・写真をひとまとめに決めておけば、投稿のたびに悩む時間は大きく減ります。

本記事は、目的ごとに構成を固定して運用する方針を支持し、思いつきで話題を選び、同じ文面と曖昧な誘導を流用し続ける運用には反対の立場を取ります。以下、4つのテンプレと避けるべきNG、公開前の確認手順まで具体的に示します。

まず押さえたい結論:GBP投稿は『目的』で型を分ける

投稿を目的別に型として固定すると、内容の迷いが減り、本文とCTA・写真のズレも防げます。話題を増やすのは、その後で構いません。

目的が違うと必要な情報も変わる

同じ「お知らせ」でも、来店を促すなら商品や利用場面が要ります。採用なら、働く環境と応募導線が要ります。目的が違うのに構成だけ共通というのは、伝える情報と読者に取ってほしい行動が噛み合わない状態です。

美容院を例にすると分かりやすいでしょう。集客目的なら中心は「平日夕方の空き枠」と予約導線。採用目的なら「アシスタント募集」と勤務イメージ、応募先の案内。同じ店の投稿でも、載せるべき材料はほとんど重なりません。

先に決めるのは話題ではなく行動

「毎回違う話題を出していれば十分」と考える方は少なくありません。ただ、話題を変えただけでは行動設計の違いは埋まらない。読者が次に何をすればいいのか不明のまま、情報だけが並びます。

投稿ネタを探す前に、目的ごとの型を決める。この順番のほうが、結果的に続きますし、内容も揃います。まずは自店で今月優先する目的を1つ決めてください。

なお、Googleビジネスプロフィールの投稿には Update(更新)、Offer(特典)、Event(イベント)という投稿タイプがあり、それぞれ入力できる項目が異なります。本記事の4つの目的は投稿タイプそのものではなく、「誰に何をしてほしいか」で分けた運用上の型です。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

4目的の違いを1枚で整理する比較表

4つの目的は、訴求対象・本文の中心・CTA・写真という4軸で見分けると混ざりません。文章で覚えようとするより、比較軸を固定したほうが判断は速くなります。

目的誰に向けるか本文の中心CTA写真
集客来店を迷っている人今使う理由、空き枠、限定メニュー予約、来店商品、施術、利用場面
採用応募を迷っている人仕事内容、雰囲気、応募先募集内容の確認スタッフ、職場風景
イベント参加を迷っている人対象者、日時、参加方法参加方法の確認会場、過去開催の様子
季節今の時期に選ぶ理由を探す人季節と利用理由のつながり季節メニューの確認季節感のある店内外観

この表は全体像をつかむためのものです。CTAと写真をどう判断するかは、後半のセクションで掘り下げます。

迷ったときはCTAから逆算する

「CTAはいつも同じでいい」という運用は、投稿の意図をぼやけさせます。読者に取ってほしい行動が決まれば、本文に必要な情報も写真も自動的に絞り込めるからです。逆に本文から書き始めると、最後に付けるCTAが毎回「詳しくはお問い合わせください」になりがちです。

投稿前に「これはどの目的か」を判定する癖をつけましょう。まずは自店で投稿回数が最も多い目的を1つ特定してください。

集客向けGBP投稿テンプレ|予約・来店につなげる型

集客投稿は、訴求点を1つに絞ったほうが予約や来店につながります。情報を増やすほど親切、とは限りません。

来店前の読者が見たいのは、長い説明ではなく判断材料の一点です。空き状況、限定メニュー、利用シーン。この3つのどれか1つを選び、残りは書かない。

集客投稿の基本テンプレ

  • 見出し:今使う理由を一言で示す
  • 本文:対象、内容、期限または空き枠を短く
  • CTA:予約・来店・詳細確認のどれか1つ
  • 写真:商品、施術、利用場面

飲食店なら「今週の平日ランチで冷たい麺を提供中」、整体院なら「土曜午前に予約枠あり」。時期性か空き枠、どちらかを一点だけ立てる形です。

使いやすいCTAの考え方

CTAは、その投稿で唯一取ってほしい行動を書きます。Update投稿には説明文や写真、動画に加えてリンク付きのアクションボタンを追加できるため、本文で予約を促すなら、ボタンの遷移先も予約ページに揃えてください

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

Googleの投稿コンテンツポリシーでも本文への電話番号記載は認められておらず、代わりに確認済みの電話番号を使う「Call now」ボタンの利用が案内されています。「お電話は000-…まで」と本文に書く運用は改めましょう。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7213077?hl=en-en

写真は商品か利用場面を優先する

外観写真は無難ですが、「今使う理由」は伝わりません。訴求したメニューそのもの、あるいはそれを利用している場面を選びます。

「サービスを全部載せたほうが親切ではないか」という反論はもっともです。ただGBP投稿は短い接点であり、選択肢が多いほど判断は遅れます。集客投稿は総合案内ではなく、来店のきっかけを1つ作る役割。次回は訴求点を1つだけ選んで下書きしてみてください。

採用向けGBP投稿テンプレ|応募前の不安を減らす型

採用投稿は、募集条件の羅列より、働く場面が想像できる情報のほうが効きます。時給や勤務時間だけを並べても、応募の後押しにはなりにくい。

応募を迷う人が最初に確かめたいのは、待遇の細部ではなく「自分がここで働く姿を想像できるか」です。GBP投稿は、その入口情報を短く出す用途に向いています。

採用投稿の基本テンプレ

  • 見出し:募集職種と雰囲気が分かる言葉
  • 本文:仕事内容、職場の雰囲気、応募先の確認方法
  • CTA:募集内容の確認、または見学の案内を1つ
  • 写真:人と職場、清潔感が伝わる場面

入れすぎない方がよい情報

給与体系、社会保険、勤務シフトの詳細まで書き込むと、投稿は読みにくくなります。細かい条件は採用ページに置き、投稿では3点(仕事内容・雰囲気・応募先)に留める。ここでも電話番号を本文に書くのは避けてください。

写真は人と職場の清潔感を優先する

Googleは、プロフィールに追加する写真について、ピントが合っていて明るく、過度な加工やフィルター、AIの使用によって現実とかけ離れていないことを求めています。スタッフ写真を美化しすぎると、応募後のギャップにもつながります。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/6123536?hl=en-419

「採用は求人媒体だけで足りる」という考え方もあります。それでも、店名検索や地図閲覧の段階で採用情報に触れられる導線には価値があります。応募数を急増させる施策ではなく、応募前の不安を減らす補助線として位置づけるのが現実的です。

イベント向けGBP投稿テンプレ|日時と参加判断を迷わせない型

イベント投稿は、「誰向けか」「いつか」「どう参加するか」の3点を冒頭に置きます。内容の魅力を語るのは、その後です。

イベントには期限があり、読者はまず参加可否を判断しようとします。必要情報が本文の後半にあると、そこへ届く前に離脱します。

イベント投稿の基本テンプレ

  • 見出し:イベント名と対象者
  • 本文冒頭:対象者、日時、参加方法
  • 本文後半:内容、持ち物、注意点
  • CTA:参加方法の確認、または予約を1つ
  • 写真:会場イメージ、過去開催の様子

不動産会社なら「初めての住み替え相談会|8月10日 10時〜16時|事前予約制」。この一行で、自分向きかどうかが判断できます。

イベント投稿で先に出す情報

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

割引やキャンペーンを扱うならOffer投稿という選択肢もあります。こちらはタイトル・日付・時刻が必須で、「View Offer」ボタンが自動的に付き、クーポンコードや利用規約も追加できます。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7213077?hl=en-en

「魅力を長く説明したほうが集まる」という声もありますが、まず必要なのは参加判断のしやすさです。説明の巧拙より、情報の並び順が結果を左右します。次回は冒頭3行を、対象者・日時・参加方法の順に組み替えてみてください。

季節投稿テンプレ|年間カレンダーでネタ切れを防ぐ型

季節投稿は、月ごとの行事を追いかけるのではなく、自店の繁忙期と利用理由から年間テーマを先に決めます。世間の季節ネタだけを拾うと、店との関係が薄い投稿になりがちです。

気温の変化、生活行動の変化、繁忙期。この3つに来店理由を結びつけると、自店らしい投稿軸ができます。

季節投稿の基本テンプレ

  • 見出し:季節と利用理由を結びつける
  • 本文:今の時期に選ばれる理由を1つ
  • CTA:季節メニューや空き状況の確認を1つ
  • 写真:時期性が伝わる店内外観や商品

年間テーマの決め方

整体院なら、春は新生活の疲れ、夏は冷房による不調、秋は運動再開、冬は年末前の体調管理。行事ではなく「その時期に体がどうなるか」を軸にすると、毎年使い回せるテーマになります。

12か月分を一度に埋める必要はありません。まずは次の3か月だけ決める。運用しながら、翌年に微調整すれば十分です。

業種別に季節軸を作るコツ

自店の売上が伸びる月と落ちる月を書き出し、それぞれ「なぜその時期に選ばれるのか」を一言で言語化してみてください。飲食なら気温と献立、物販なら生活イベント、サービス業なら生活リズムの変化が手がかりになります。

「季節投稿はイベント日に触れれば十分」という発想では、店との関連が弱くなります。季節投稿は雑談ではなく、来店理由を時期に合わせて言い換える作業です。

CTAの書き方|目的に合わない誘導を減らす判断基準

CTAは、言葉を強くするより、次の一歩を1つに絞るほうが機能します。1投稿1アクションが原則です。

複数の行動を同時に促すと、読者はどれを選ぶべきか判断できません。「ご予約はこちら。求人も募集中です。イベントも開催します」と並べた投稿は、どれも印象に残らない。

CTAは1投稿1アクションが基本

選ぶ基準はシンプルです。その投稿を読んだ人が、今この瞬間に取れる行動は何か。予約枠を告知したなら「ご予約はこちら」で、採用に触れるなら別の投稿に分ける。集客投稿の末尾に「スタッフも募集中」と足した瞬間、投稿の目的は2つになります。

もう一点、確認先が特定できる言葉を選んでください。「募集内容は採用ページで確認できます」は行き先が明確ですが、「詳しくはお問い合わせください」は読者に手間を丸投げしています。

目的別CTAの使い分け

集客投稿なら予約や空き状況の確認、採用投稿なら募集内容の確認や見学の案内、イベント投稿なら参加方法の確認、季節投稿なら季節メニューの確認。いずれも、本文で立てた訴求点の続きになっているかを見てください。訴求が「土曜午前の空き枠」なら、CTAは「予約を確認する」以外に選びようがないはずです。

Update投稿にはリンク付きのアクションボタンを追加でき、Offer投稿には「View Offer」ボタンが自動で付きます。選べるボタンの種類は管理画面で確認したうえで、本文の文言とボタンの行き先を一致させましょう

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

CTAは飾りではなく、投稿の目的を読者に伝える最後の一文です。各テンプレにCTAを1つだけ決め、余分な誘導文は削ってください。

写真の選び方|本文より先に伝わる要素を合わせる

写真は、きれいかどうかより、本文で促したい行動と同じ場面が写っているかで選びます。読者は文章を読む前に、写真で内容を推測するからです。

目的別に合う写真の基準

比較表で示したとおり、集客なら商品や施術、採用ならスタッフと職場、イベントなら会場、季節なら時期性のある場面です。「とりあえず外観」で済ませると、4つの投稿がすべて同じ見え方になり、目的差が消えます。

技術的な要件も押さえておきましょう。Googleは、プロフィールに追加する写真の形式をJPGまたはPNG、容量を10KB〜5MB、推奨解像度を720×720px、最小解像度を250×250pxとしています。加えて、ピントが合って明るいこと、過度な加工やフィルター・AI利用で現実とかけ離れないことも条件です。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/6123536?hl=en-419

公開前に見るべきズレの確認方法

写真だけを見せて、内容が推測できるかを試してください。確認は3つです。

  1. 写真だけを見て、何の投稿か言えるか
  2. CTAで促す行動と、写真の場面が同じ方向を向いているか
  3. 実際の店内や商品と、写真の印象が離れていないか

採用投稿に商品写真、イベント投稿に外観写真といった組み合わせは、この3点で必ず引っかかります。写真は本文の補足ではなく、投稿目的を最初に伝える要素。次回は本文完成後ではなく、目的を決めた段階で先に選んでみてください。

やってはいけないNG例|重複・誤解・スパムっぽさを避ける

GBP投稿の失敗は、派手な表現より、目的不明の重複投稿と誤解を招く書き方に集約されます。読者に「何のための投稿か」が伝わらない状態が、実務上いちばん損をしています。

文面のNG

  • 毎週ほぼ同じ「ご予約受付中」だけを出す
  • 日時や対象が抜けたまま公開する
  • 本文に電話番号を書く

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

写真選定のNG

  • 採用投稿なのに店販商品の写真を使う
  • イベント投稿なのに会場が分からない
  • 季節投稿なのに季節感が伝わらない

プロフィールに追加するコンテンツは、その店舗を正確に表している必要があります。ポリシー違反があれば、コンテンツの表示制限やアカウントへのアクセス制限が行われることもあります。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/13762416?hl=en-en

CTA設計のNG

  • 何をしてほしいか分からない
  • 1投稿に複数の行動を詰め込む
  • 確認先が曖昧なまま終わる

公開後、Googleは投稿がコンテンツポリシーに適合するか審査します。投稿のステータスにはLive、Pending、Not approvedがあり、Not approvedであれば表示されません。公開したつもりで止まっているケースもあるため、投稿後はステータスを確認する習慣をつけてください。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

「更新していれば何でもよい」という考えは、継続の見た目を優先して中身を薄くします。NG回避はガイドライン対策であると同時に、読者に誤解なく伝えるための基本でもあります。公開前に、重複・写真一致・CTA一致の3点を確認しましょう。

1投稿3分で回す実務フロー|テンプレ運用を定着させる

投稿を続けられるかどうかは、文章力ではなく手順の固定で決まります。毎回うまく書こうとするほど、着手は遅くなります。

投稿が止まる原因はネタ不足だけではありません。毎回の判断項目が多すぎることが、着手を重くしています。手順にしてしまえば、考える負担は分散します。

5ステップの作成手順

  1. 目的を1つ選ぶ
  2. 訴求を1点に絞る
  3. 写真を先に決める
  4. CTAを1つ置く
  5. 重複・写真・CTAを確認して公開する

店舗メモから「今週の空き枠あり」を拾い、集客テンプレに当てはめ、施術写真を選び、「予約はこちら」で締め、先週と同じ文面になっていないかを見て公開する。この流れなら、判断は5回で済みます。

投稿の残り方も知っておくと運用が楽になります。日付範囲を設定していない投稿は、6か月を超えるとアーカイブされます。過去投稿を資産として残したい場合は、この点を踏まえて内容を組み立ててください。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en

AI下書きを使う場合の確認ポイント

「時間ができたらまとめて考える」という運用は、結局着手のハードルを上げます。テンプレは手抜きではなく、判断を減らして継続するための道具です。自店用に「目的→訴求1点→写真→CTA→確認」の5項目メモを作っておきましょう。

まとめ

GBP投稿は、話題を毎回変えることではなく、目的ごとに型を固定することで続きます。集客・採用・イベント・季節の4つで、見出し・本文・CTA・写真をセットで決める。訴求は1点、CTAは1つ、写真は本文と同じ方向へ。これだけで、投稿の質は揃います。

次にやることは1つです。4つのうち、自店で今いちばん優先したい目的を選び、その型で次回投稿を下書きする。公開前には、重複していないか、写真が本文と一致しているか、CTAが1つになっているかを確認してください。

(公式情報:https://support.google.com/business/answer/7342169?hl=en